不倫相手を離婚させてしまった時に起こる事と対処法

割り切った関係を望んでいたのに、不倫相手が暴走して離婚してしまう場合は有り得るでしょう。

自分が割り切って付き合っている不倫相手も、そんな風に暴走したらとどうしようと漠然とした不安を感じている方もいるかも知れません。

そんな場合は、不倫相手を離婚させてしまった時に起きる事やその対処法を知っておくといいのではないでしょうか。

今回は、不倫相手を離婚させてしまった時に起きる事と対処法を説明します。

起きる可能性がある事

結婚を迫られる

不倫相手に本格的に結婚相手を乗り換えるつもりで離婚しようとするケースはあります。

こうした場合は、不倫相手が離婚した後にプロポーズされる事態が考えられます。

元々、不倫相手と再婚する事を熱望していたタイプの人間にとっては嬉しい展開でしょう。

しかし、不倫相手と割り切った関係を望んでいたタイプの人間にとっては、離婚された上にプロポーズされたとしても困ってしまっても不思議ではありません。

不倫相手に嫌がらせをされる

離婚させてしまった不倫相手との仲が拗れる事で、嫌がらせをされるパターンは考えられます。

仮に、離婚までしたのに割り切った関係を求められていた事を知ったら、不倫相手はショックを感じて嫌がらせに走る事態もあるかも知れません。

実際に、不倫の関係にあった人間から嫌がらせをされて悩ませられるような事態は少なくないのです。

この不倫の関係にあった人間からされる嫌がらせの例としては、相手の精神的な負担を掛ける内容を電話やメールで伝えて来る・ご自身が所有している物を傷付けられる・不快な気持ちになる物を送りつけられるなどが挙げられます。

嫌がらせを通り越して不倫の関係にあった人間を殺してしまう事態も起きているので、軽く考えない方がいいでしょう。

不倫相手の元伴侶に嫌がらせをされる

離婚させてしまった不倫相手の元伴侶から嫌がらせを受けるパターンも考えられます。

不倫している事はバレないように気を付けていても、不倫相手の伴侶に露見してしまう事態はある上に、その素性まで知られてしまう事態もあります。

例えば、結婚している相手に不倫疑惑が浮上した時に、探偵事務所に調査を依頼して、不倫しているかどうかや不倫相手の素性を探らせる場合もあるのです。

仮に、元伴侶が不倫されていた事実と貴方の素性を知って、離婚させられたのは不倫相手の存在が原因だと憎しみを覚えれば、そのまま嫌がらせに走ってしまう事もあるかも知れません。

この不倫相手の元伴侶の嫌がらせの内容として考えられるのは、近所・職場・家族などに不倫していた事実を暴露すると脅される・無言電話・電話で中傷するような言葉を言って来るなどが挙げられます。

本気ではなく割り切った関係を求めていたとしても、離婚させてしまった不倫相手の元伴侶から恨みを買わないとは限らないので気を付けましょう。

不倫相手の元伴侶に慰謝料を請求される

離婚させてしまった不倫相手の元伴侶に慰謝料を請求されるパターンも考えられます。

実際に既婚男性が不倫をした時に、妻の立場にいる女性が不倫相手に慰謝料を請求するケースは複数あります。

この妻の立場にいる女性が夫の不倫相手に、慰謝料として請求する金額は数百万円に登る場合もあります。

ちなみに、まだ離婚をさせていない状態で既婚男性と割り切って不倫の関係を続けていたとしても、ある日不倫相手の奥さんから慰謝料を請求されるかも知れないで注意しましょう。

対処法

離婚させてしまった不倫相手とよく話し合う

離婚させてしまった不倫相手とよく話し合うと言う対処法があるでしょう。

例えば、離婚させてしまった不倫相手にプロポーズされて、その申し出を受け入れたくないと思っているなら、その気持ちを伝えて話し合う対処法が考えられます。

離婚させてしまった不倫相手にプロポーズされたとしても、受け入れなくてはいけないと決まっているわけではありません。

また、離婚させてしまった不倫相手と関係を終わらせたいと希望しているなら別れ話をするのも対処法でしょう。

ただ、離婚させてしまった不倫相手に別れ話をいきなり切り出すと、相手は少なからず動揺させてしまう事や逆上させてしまう事なども考えられます。

よって、離婚させてしまった不倫相手に、「仕事が大変でデートする気力もない！」などと口先で言って関わる時間を減らして行ってみるとか、不倫相手の恋心が一気に冷めてしまうような言動を取るなどして、別れ話をする前に下準備をする事をおすすめします。

離婚してしまった不倫相手と全力で縁を切る

離婚させてしまった不倫相手とは、もう関わりたくないと感じている場合はあると思います。

この場合は、離婚してしまった不倫相手とは全力で縁を切る為に行動するのも対処法ではないでしょうか。

仮に、不倫相手に住んでいる場所・電話番号・メールアドレスなどを知られていたとします。

この場合は、不倫相手に知られている電話番号やメールアドレスなどの連絡先は全部変更して、不倫相手に見つかり難い場所に引っ越して、その上に共通の知人や友人には引っ越し先の住所や連絡先などは教えないぐらい念を入れて縁を切る為に行動をすると良いかも知れません。

ただ、そこまで縁を切る為に行動したとしても、不倫相手が探偵事務所などに居場所を調べさせて、追い掛けて来るかも知れないので気を付けて下さい。

不倫相手やその元伴侶に嫌がらせを受けたら

不倫相手やその元伴侶に嫌がらせを受けた時には、少なからず精神的にショックを覚える場合はあるでしょう。

ただ、幾ら精神的にショックだったからと言って、早く不倫相手やその元伴侶からの嫌がらせを止めてもらおうと無謀な行動に出るのは避けるべきです。

例えば、嫌がらせを止めてもらう為に話し合おうと人目を忍んで二人きりで会ったりすると、万が一不倫相手或いは元伴侶が暴力を振るおうとした時に、止めてくれるような人間が他に居ないと言う事態に陥るかも知れません。

この不倫相手やその元伴侶に嫌がらせを受けた時に、警察や弁護士に相談して対処するのを検討してみるといいです。

今まで不倫相手や元伴侶に嫌がらせをされた証拠になるような物があるなら、不快な思いをするからと言って捨てないで保管しておくといいでしょう。

不倫相手の元伴侶から慰謝料を請求されたら

離婚させてしまった不倫相手の元伴侶から慰謝料を請求されたからと言って、その請求された金額をそのまま支払わなくてはいけないとは限りません。

離婚させてしまった不倫相手の元伴侶からの慰謝料を支払わなくてはいけないか、請求された慰謝料の金額は減額して支払う事は可能かなどを弁護士に相談しては如何でしょうか。

出来れば、不倫の慰謝料問題に強い弁護士を探して相談するといいでしょう。

望んでいないのに不倫相手が離婚する事態になる前に手を打っておくのが大事

出来れば望んでいないのに、割り切った関係でいたかった不倫相手が暴走して、離婚するような展開になる前に手は打っておきたい所です。

例えば、事前にきちんと不倫相手に離婚は望んでいない事や、割り切った関係を望んでいる事を伝えておく手が挙げられるでしょう。

本心ではないのに不倫相手との未来を望んでいる事を思わせる言葉を発してしまうと、信じられてしまう事態もあるので気を付けましょう。

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