不倫なら我慢しなくてはいけない事と不満を言ってはいけない事

許されざる男女の紡ぎ合い、不倫とはそういうもの。

配偶者を持つことを承知の上での関係、もちろん相手の家庭を崩壊させることなど出来ません。

また、世間からの風当たりも強く、周囲の冷ややかな視線にも注意しなければいけないのです。

だからこそ、不倫関係を良好に維持するためには我慢しなくてはいけない事が沢山あります。

こちらでは不倫なら我慢しなくてはいけない事と、相手に不満を言ってはいけない事を紹介します。

不倫をするなら我慢すべき事とは

思い通りにいかないのが不倫、それは何となく理解している人も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ関係を続けるなかで相手を想うあまり、自分の感情が先走ってしまう人もいます。

それでは相手の負担となり、関係性も悪くなっていくだけです。

では、どんなことに注意し我慢すべきなのでしょうか。

時間の融通は利かない

会いたいと願えばいつでも会える、不倫はそんなに簡単ではありません。

所帯を持つ不倫相手にとって家庭を第一優先と考えるのは当然の事であり、時間も家族と共有しているので本人の自由には出来ないのです。

もちろん仕事の都合などもあり、限られた時間はよりタイトになるでしょう。

もし自分が望んだからといって、それを不倫相手が応えてくれることも少ないのです。

そこを強制してしまえば相手にも負担となりますし、配偶者にもバレる危険性が高まります。

会えない事の方が多く時間も制約があると理解し、グッと我慢をしなければいけません。

連絡は待つのみ

いくら相手を想っていても、既婚者ゆえに生活を共にする家族があり共有している空間や時間があります。

それをわきまえず自分の願望だけで頻繁に連絡を取ろうとすれば、不倫相手もそこにバレる危機感を感じるはず。

不倫とは配偶者に対してどんな些細な猜疑心も与えてはいけないもの。

節度なく連絡を繰り返せば、いずれ奥さんに見つかり必然的に終わりを迎える事となります。

それを防ぐためにも相手と連絡が取りたいとしても我慢し、相手の連絡を待つようにしなければいけないのです。

外出の制限

会う約束が取れたとしても不倫の関係である以上、2人で行けるところなんて限られてしまいます。

公にはできない関係であり密会である以上、人目につかない場所や時間帯を選ぶ必要があります。

もちろん住んでいる場所や勤務先などによって異なりますが、バレないようにするのであれば気が進まない場所であっても文句は言えないのです。

旅行だって好きなところに行けるとは限りません。

有名観光地やテーマパークも避けなければならず、雑誌やTVで紹介されるようなトレンドの場所にも行きたくても我慢せざるを得ないでしょう。

寂しくなるのは当たり前

寂しさは相手に好意を寄せているからこそ生まれる感情であり、どんな恋愛であっても感じる気持ちです。

しかし不倫は寂しさを如実に感じやすい関係性なのです。

それは不倫相手が自分以外の異性と過ごしているという嫉妬と共存する感情。

相手と一緒に居る時間は楽しさや嬉しさが勝り感じる事は少ないですが、相手と離れ一人考える時間ができると不意に寂しさが募ってくるのは不倫においてよくある事です。

どうしても拭いきれない寂しさに辛い思いをする人も多いのですが、不倫だからと割り切り我慢しなければいけないと言えるでしょう。

相手に言ってはいけない不満とは

自分が思い描く2人の関係の理想と現実、そこに差を感じると徐々に不満を溜め込むこともあります。

しかし、そんな不満を相手に言ったとしても、理想に近づくとは到底思えません。

反対に相手の気持ちが離れてしまう危険性の方が高いのです。

色々な恋愛があるように、不満を感じる要素もそれぞれです。

その中でも特に気を付けるべき言ってはいけない不満を紹介します。

我慢している不満を相手にぶつける

上述したように不倫には我慢が必要、その不満の行き先を失い不倫相手を捌け口としてしまう事もあります。

しかし関係を続けるための制約がかかるのは自分だけでなく、不倫相手も同じように我慢をしている事は多々あるのです。

それを共有してあげられるのは不倫している当事者同士だけで、一方を問い詰めてしまえば理解者を失うような感覚に陥り、関係にも大きな軋轢を生みかねません。

また不倫相手としては「不倫とはこういうもの」と双方が理解した上で付き合っていると捉えています。

だから不満をぶつけられることに対して己に罪悪感を抱くようになり、辛い思いをさせたくないと別れを決意する男性も多いです。

相手に不満を言うのでなく2人で乗り越えようと励ましてあげられれば、今まで以上に優しくしてくれるはずです。

わがままは言い過ぎない方が上手くいく

相手への感情が大きくなりすぎると、より多くを欲するのが恋愛の心理。

不倫を始めた時は満足できていたのに関係が続くほど相手に望むことが増え、少しずつ不満へと変わることはよくあります。

だからといって「もっと会いたい」「返信はすぐに欲しい」などと、相手にわがままを言い過ぎてはいけません。

わがままも過度になれば、それは相手にとって負担でしかなりません。

私生活と仕事、そして不倫と全てがバランスよく共存し、同時進行が出来ているからこそ円滑にいくのです。

そこに一つでも偏った負荷が掛かればバランスが崩れ、すべてが上手くいかなくなる恐れもあります。

関係を少しでも長く続けられるのであれば、多くを望まず今のままで満足することも大事なのです。

自分と配偶者とを比較させる

「奥さんと私、どっちが好きなの？」「私より奥さんが大事？」

思うようにいかない不満から、このような言葉をつい口にしてしまう人もいます。

しかし不倫男性にとって奥さんと不倫相手とは別物であり、到底比較できるような対象にはありません。

両者にそれぞれ良さがあり、そこに女性としての優劣の差はないので、天秤にかけることなどできないのです。

それを理解できず相手に強く答えを求めてしまえば、見解の違いから相手は身を引こうとしてしまいます。

優劣など気にすることなく、配偶者と同じように自分にも魅力を感じているのだとおもうようにしましょう。

将来への不安を口にする

将来が見えない不安を相手にぶつけてはいないでしょうか。

これからの関係を危惧してしまう気持ちは分かりますが、2人の先については相手も見えていないことがほとんどです。

不倫関係は現在を楽しむ関係であり、未来については不透明なもの。

今の関係に満足している男性も多く、それ以上を望んでしまえば応えられないと背を向けられることになります。

もし不倫相手との結婚を視野に入れているのであれば、相手からのアクションを待つことも大事です。

不用意な言葉でプレッシャーをかけてしまわないように注意してください。

不倫とはそういう形であると理解して

いかがでしたか。

不倫とは楽しくも辛く、複雑な人間関係だからこそ、色々な感情や思考が交差するのです。

それは自分だけが感じている事でなく、不倫を経験する皆一様に感じています。

あれこれ難しく考え悩むより、そういうものと割り切ってしまえば気持ちも楽になるはずです。

もともと高いハードルがあって、それを超えて相手と繋がるのが不倫の醍醐味でもあると考えましょう

ただし、無理に我慢し過ぎたり不満を募らせすぎるのも好くありません。

自分の考えや思いを適度に伝える事も大事であることをお忘れなく。

-不安・マンネリ