ダブル不倫関係だと別れにくくズルズルと腐れ縁になりやすい理由と男女の心理の違い

結婚している身の男女の恋愛って、よっぽどのことがない限り終わる理由がなく、ズルズルと関係を引きずりがちになってしまいます。

今回は、既婚者同士の恋愛の男女の心理の違いと、ダブル不倫がズルズルと腐れ縁になりやすい理由、またダブル不倫カップルの別れのきっかけをご紹介します。

ダブル不倫をする既婚男性の心理

そんなつもりはなかったが、勢いでしてしまった

結婚している男性がダブル不倫をするときの心理ですが、大抵は「何も考えていない」ことが多いです。

健全な男性は、結婚していようがしていまいが関係なく「スケベな心」を持っています。

既婚男性が、妻以外の女性と男女の関係になるチャンスがやってきた時には、理性が働いて自分の心にブレーキをかけられる人と、そうでない人に別れるでしょう。

妻とは別の女性といい雰囲気になって、自分の気持ちに忠実に、本能のままに動いてしまった結果、ダブル不倫をしてしまった、と言う既婚男性は少なくありません。

性欲が強いが、妻に相手にしてもらえない

結婚している・していないに関わらず誰もが持っている三大欲求の一つでもある「性欲」。

家庭を持つ男性が、「性欲は強いけれど、妻に相手にしてもらえないとき」、彼は妻以外の女性に走る傾向があります。

性欲は人間の本能ですから、自分で抑えようと思っておさまるものでもありません。

妻が相手にしてくれなかったら、自分で処理するしかありませんから、それを「寂しい」と感じてしまう既婚男性は、SEXする相手を自然と外に求めてしまうのです。

純粋に恋に落ちてしまった

人は、結婚している・いないに関わらず、恋に落ちる時は恋に落ちてしまうものです。

既婚男性が、妻とは別の女性に不意に恋に落ちてしまった時…それはダブル不倫のきっかけになるでしょう。

恋に落ちる時は理屈ではなく、衝動的なものですから、自分ではどうすることもできないのです。

たとえ惚れてしまった相手がいたとしても理性を働かせて、自分の気持ちを抑える既婚男性も中には存在しますが、ほとんどの既婚男性は本能のままに、好きになった女性のことを追いかけてしまうでしょう。

刺激が欲しい

家庭を持つ男性がダブル不倫に走る時の理由の一つに「刺激が欲しい」と思っていることが挙げられます。

生活する上で、「安定」はとても大事なことです。

安定した収入と、安定した家庭。

平凡な毎日に幸せを感じていても、それが長く続くと、人は誰しも「つまらない」「ドキドキしたい」と思ってしまいます。

人目を憚る恋は、恋愛の「ドキドキ」に加え、いけないことをしているという「背徳感」や「スリル」も感じることが出来、一度足を踏み入れるとその「刺激」が病みつきになってしまうのです。

ダブル不倫をする既婚女性の心理

女としてもう一度花を咲かせたい

女は、「幾つになっても女でいたい」と思っています。

しかし、結婚して子供を持つようになるとどうしても「女」ではなく「お母さん」になってしまい、夫からも女性として見てもらえることがなくなってくるのです。

特に子育て中は、自分の身なりにまで気を使っていられないほど忙しく、どんどん「女」から遠ざかっていってしまうことに、女性自身フラストレーションを感じています。

そんな日々の中で、夫以外の男性から「〇〇さんって、綺麗だよね」などと「女性」として扱われると、嬉しくて気持ちがぐらっときてしまうのです。

日常がつまらない

結婚しているのに、道ならぬ恋をしてしまう女性の心理の一つに、「平凡で代わり映えしない毎日が退屈だと思っているから」ということが挙げられます。

どんなに大好きな相手だったとしても、どうしても結婚すると「家族」になってしまい、「ドキドキ」や「トキメキ」はどんどん減っていってしまうものです。

それは悪いことではありませんが、人間の「恋したい気持ち」は結婚したからといってなくなるわけでもありません。

夫じゃ得られなくなった気持ちを、外に求めてしまうのです。

夫に対して不満がある

結婚している女性が、夫に対して不満があるとき…ダブル不倫に走ってしまう傾向があります。

どんな不満かにもよりますが、特に「性生活」の悩みは大きくダブル不倫に影響を与えるでしょう。

女性にももちろん性欲はありますから、例えば夫にSEXを誘っても断られたり、体の相性が合わなかったりすると、既婚女性は行き場のない性欲の処理に困って、外に相手を求めるようになります。

夫婦間のSEXはどうしても「子作りのためのSEX」になってしまい、子作りが終わってしまうと同時にセックスレスになってしまう夫婦も少なくありません。

女性にとってもSEXは大切なもので、そこに夫婦間の「ズレ」があると危険です。

既婚男性からアプローチされて、なんとなくそのまま…

はっきり言って、「人妻」はモテます。

まず「人妻」という響きがエロいですし、大人の女性としての色気や、独身女性にはない落ち着いた所作などに魅力を感じ、声をかけてくる男性は多いでしょう。

「綺麗ですね」「とても子供を産んでいるようには見えない」などと言われると、既婚女性もまんざらでもなく、つい心の扉がゆるみがちになってしまいます。

そんな時に意思が弱かったり、押しに弱かったりすると、なんとなく流れで夫以外の男性と肉体関係を持ってしまい、気づいたらダブル不倫の道へ足を踏み入れていた…なんてことになるのです。

キッカケはひょんとしたことからで、深みにハマってしまう例は少なくありません。

ダブル不倫が別れにくくズルズルと腐れ縁になりやすい理由

家庭は家庭、恋愛は恋愛と割り切った関係だから

家庭を持つ身同士の婚外恋愛が別れにくく、ズルズルと腐れ縁になりやすい一番の理由は「家庭は家庭、恋愛は恋愛と割り切った関係だから」です。

お互いに配偶者のいるダブル不倫は、同じ立場ゆえに対等な関係を築くことが出来ます。

お互いが「家庭が一番」「離婚するつもりはない」という意見で一致していれば、その範囲内で楽しく恋愛ごっこに没頭することが出来ます。

そんな二人には、離婚する・しない問題や結婚生活の煩わしいこともなく、せいぜいしても小さな喧嘩くらいで、他に何も揉めることがないのです。

そもそも別れる理由がないから

婚外恋愛をする既婚男女がなかなか終わることがないのは「そもそも別れる理由がないから」とも言えるでしょう。

既婚者同士の人目を憚る恋は、言ってしまえば「楽しいことしかない」のです。

結婚生活には、家事や育児の分担やお互いの親の介護、金銭的な問題などと煩わしいことがたくさんありますし、独身同士の恋愛にしても結婚する・しない問題や相手への駆け引きなど面倒くさいことがたくさんあります。

しかし、ダブル不倫にはそう言った責任や役割がなく、一人の男と女として、ただ純粋に恋愛だけを楽しむことができるのです。

そうしたラクな関係を、自ら手離そうとする人はいないでしょう。

中毒性があるから

ダブル不倫は、禁断の果実と同じで中毒性があります。

「いけないことをしている」という罪悪感や背徳感を感じながらも、悪いことをするスリルや、配偶者ではない異性とSEXをする非日常な刺激が病みつきになり、一度その甘さを知ってしまったら、そう簡単には抜け出せません。

本当は「いけないこと」だとわかっていながらも、だからこそしたくなってしまう人間の心理で、「別れなきゃ」と思いながらも、決定的な何かがない限り「あと少しだけ…」「もう一度会ったら最後にするから…」と、甘い方へと流されてしまうのです。

SEXがしたいから

男も女も、生きている限り「性欲」は絶えることがありません。

既婚者同士の婚外恋愛で、特に「体の相性が良い相手」とは、別れにくくズルズルと腐れ縁になりやすい傾向があります。

ダブル不倫をする家庭を持つ男女は、たいてい配偶者とはセックスレスなことが多いです。

ダブル不倫相手と別れたからと言って、セックスレスが解消されるわけではありませんし、そうなると行き場のない性欲をぶつけるために、また別の相手を探さなければなりません。

いざ「別れよう」と決意をしても、結局は体が彼を求めてしまうのです。

W不倫をしているカップルの別れのきっかけ

どちらかの生活環境が変わった

ズルズルと腐れ縁になりやすい既婚者同士の恋人同士が別れるキッカケになるのは「どちらかの生活環境が変わった」ときでしょう。

例えば仕事が劇的に忙しくなってしまったり、転勤で遠くに引っ越さなければならなくなった時など、物理的に会えなくなってしまった場合…双方にとって優先順位１位ではないダブル不倫は終わることが多いです。

既婚者同士の恋愛は、お互い結婚している身であるため、自分の自由になる時間が少なく、とにかく会える時間が限られています。

環境が変わることになって、その限られた時間さえも会えなくなってしまうとなるとどんなに好きでも、「会えないのに関係を続ける」のはとても現実的とは言えず、結局は別れの道を選ぶ恋人同士がほとんどです。

どちらかに他に好きな人が出来た

家庭を持つ男女の恋人同士のどちらかに、他に好きな人が出来た場合、そのW不倫は終わることが多いでしょう。

特に、交際が長くなって安定してきた頃に、どちらかに新たな出会いがあったりすると、どうしても新鮮な方に心を持っていかれがちになってしまいます。

そもそも不倫をする既婚男女は「刺激」を求めて不倫をしているわけですから、ハッキリ言って「安定」など要らないのです。

「恋愛の賞味期限は3年」という言葉があるように、いくらダブル不倫とは言え、ずっと、付き合い始めたばかりの恋人のような新鮮さを保てるわけではありません。

他に好きな人が出来なくても、婚外恋愛を「退屈だ」「面倒くさいな」と思うようになってきたら、それは「そろそろ潮時だ」という暗示かもしれません。

ズルズルと腐れ縁になる前に、手を切れるのなら切っておきたいものです。

配偶者にバレた

ダブル不倫をしている恋人同士が、どちらかの配偶者に発覚してしまった場合…これ以上関係を続けるのはとても難しいでしょう。

まず、W不倫の場合お互いに配偶者がいるわけですから、どちらかに見つかってしまった時点で、相手方の配偶者にもバレることから逃れられません。

お互いの配偶者を交えての相当な修羅場を迎えなければならないでしょう。

W不倫の別れの中でも一番最悪で、これだけは避けたいパターンです。

最悪の結末を迎えたくなかったら、何が何でも携帯のセキュリティは万全にし、人目のつく場所で会わないようにすること。

「自分だけは大丈夫だ」という油断が最悪の事態を招くのです。

これでは大好きだった既婚者の彼との別れも嫌な思い出になってしまいます。

お互いの熱量に温度差があるから

既婚者同士の道ならぬ恋で何より大切なのは「お互いの熱量が同じくらいであること」です。

これに男女で差があると、どちらかが我慢しなくてはならず、ゆくゆくは別れのキッカケになることもあるでしょう。

例えば既婚男性には配偶者と離婚する気がないのに、既婚女性は配偶者と離婚する気満々だった場合は、お互いが相手に求めるものが違うので、だいたいそこでぶつかるようになります。

そして結局どちらかに我慢の限界が来て、別れに発展してしまうのです。

そうならないためにも、日頃からお互いの「W不倫に対する考え方」を確認し合っておくことが大切です。

W不倫に対する価値観が違う相手とは、別れるのも時間の問題ですので、深入りする前に別れておいたほうが賢明でしょう。

ひょんとしたことから始まりやすく、よっぽどのことがないと終わりにくい。それがダブル不倫。

きっかけはちょっとしたことから…。

「すぐにやめよう」と思っていても、一度その快楽を知ってしまったら、なかなかやめられないのが不倫です。

特にお互いに配偶者がいて、純粋に恋愛だけを楽しめる「W不倫」は居心地がよく、よっぽどのことがない限り終わりません。

これと言った終わりがないW不倫は「やめようかな」と思った時が潮時です。

長くなればなるほど、抜け出しにくいものでもあるので、ズルズルと腐れ縁になってしまう前に、別れることができたらそれに越したことはないかもしれません。

-別れたくない・別れ回避