不倫相手の彼を好きかどうかわからない…「好き」という感情が不倫関係だとわからなくなる理由と対処法

不倫相手のことが好きで好きでたまらなかったはずなのに、最近自分の気持ちがわからない…。

この気持ちは恋？執着？情？それとも、それとは全く違う感情？

不倫相手への気持ちが真実の愛なのか、愛ではない何かなのかわからず悩んでいるアナタへ。

今回は、「好き」という感情が不倫関係だとわからなくなる理由や、不倫相手のことを「好き」かわからなくなったときの対処法をご紹介します。

「好き」という感情が不倫関係だとわからなくなる理由

「恋愛の切なさ」と、「我慢する切なさ」の感情が似ているから

あんなに好きだったはずなのに、不倫関係にある彼のことが「好き」かわからなくなってしまう大きな理由として、「恋愛の切なさと、我慢する切なさの感情が似ているから」ということが考えられます。

不倫の恋は、普通の恋愛よりも我慢しなければならないことが多いです。

会いたい時に会えない。

連絡を取りたくても気軽に取れない。

いつでも彼の奥さんや家族のことを気にして、遠慮して、コソコソとしなくてはなりません。

恋愛の、中でも片思いのときは特に、彼との間に起こるほんの些細な出来事でも嬉しくなったり、切なくなったりしますよね。

「少しだけだけど話せた！嬉しい！」

「他の女の子と楽しそうに会話しているのを見た…悲しい…。」

相手のことが大好きで、胸の奥が「キュン」とする、甘く切ないあの感覚。

不倫の「彼は自分のものではない」という奥さんに嫉妬する気持ちや、いつでも連絡を取ったり、会える関係ではないことが、片思いのときの「甘く切ない感覚」と似ているため錯覚してしまうのです。

２番目でいることに慣れてしまって、自分に自信がなくなってくるから

「好き」という感情が、不倫関係だとわからなくなる理由の一つに、「二番目でいることに慣れてしまって、自分に自信が無くなってくるから」ということが挙げられます。

どんなに不倫相手の彼が、「奥さんより君の方が好きだよ」「妻のことはもう愛していない。

君だけを愛してる」などと言ったとしても、二番は二番です。

不倫相手の彼は、夜になれば自分の家に帰るでしょうし、子どもの行事があればそっちを優先するでしょう。

ずっとそのような待遇の中にいると、アナタ自身が自然と「二番目」というポジションに慣れて、二番目としての扱いをされて当たり前、それについて何も思わない、というふうになってくるのです。

本当は「会いたい時に会いたい」「奥さんや子どものことを気にせずいつでも連絡を取りたい」と思っていたとしても、その気持ちに蓋をして、「奥さんが心配するからもう帰ったほうが良いよ！」「家族を優先してね！」と言って良い彼女を演じてしまう…。

それが普通になってしまうのです。

二番目として扱われることに自分自身が慣れてしまうと、アナタも気づかないうちに、アナタの自己肯定感は少しずつ削がれていきます。

自分に自信がないから、「二番目でもしょうがない」「こんな自分のことを愛してくれるのは彼しかいない」などと思い込んでしまい、大切にされていないことに対して見てみぬふり、気づかないふりをしてしまうのです。

「彼から捨てられたら、誰からも必要とされない」という不安から彼に執着してしまうため、彼のことが本当に好きかどうかわからなくなってしまうのでしょう。

自分のものにならないものほど余計に欲しくなるから

不倫相手の彼のことが「好き」かどうかわからなくなってしまう理由として、「自分のものにならないものほど、余計に欲しくなる心理」も関係していると考えられます。

人は誰しも、どこにでも売っていて、値段も安価、「欲しい」と思った時にいつでも手に入れることができるものに対しては執着しません。

しかし、大人気商品で完売してしまったものや、レアもの、限定品などといった手に入りづらいモノの場合は、「欲しい」という気持ちになるのです。

たとえそれほど好きじゃなかったとしても。

その「欲しい」という気持ちはどこからきているのかというと、「執着」です。

不倫関係にある彼には、当然婚姻関係があります。

彼が離婚しない限り、一緒になることはできません。

「自分のものにはならない」「欲しいと思ったらダメ」自分自身で感じるそんな気持ちが、アナタを抑圧し、余計に彼のことを執着させるのです。

執着心は、愛情と感覚が似ているため、混同しやすい。

既婚者の彼のことを「好き」かどうかわからなくなってしまった時は、本当は好きなのではなく、ただ単に既婚者の彼が「手に入りにくいモノだから欲しい」「人のものだから欲しい」「もうすでに売れてしまった商品だから魅力的」と思っているだけなことも少なくないのです。

未来の想像ができないから

不倫相手の彼のことが「好き」かどうかわからなくなってしまうのは、未来のことが想像できないからでもあるでしょう。

はっきり言って、不倫に未来はありません。

たとえ彼から「ゆくゆくは妻と離婚するつもりだ」「将来は一緒になろう」などと言われていたとしても、それが現実になる保証などどこにもありません。

普通の恋愛をしているカップルは皆、「幸せな未来」を見据えてお付き合いしていくはず。

将来は結婚して、子どもを産んで、家を立てて…幸せな想像がいくらでもできるでしょう。

不倫関係をしている女性だって、未来を考えるのは当然です。

しかし、普通のカップルと違うのは、未来のことを考えた時に何も見えないこと。

考えれば考えるほど、「彼はいつになったら離婚してくれるんだろう…」「周りは結婚していくのに、私はいつまでたっても一人なのかな…」と不安ばかり増していき、彼をこれからも愛し続ける自信がなくなってくるのです。

「彼と一緒にいられたら他に何も望まない」という確固たる意志があれば、それでも彼を愛し続けることができるでしょう。

だけど、人間は欲張りな生き物。他にも色々求めてしまうのです。

結婚、子ども、幸せな未来。

不倫はそれらを叶えられない相手ですから、「好き」のモチベーションを保ち続けることは難しいと言えるでしょう。

不倫相手のことを「好き」か、わからなくなったときの対処法

これを機に、離れることを考えてみる

不倫相手のことを「好き」なのかわからなくなった時の対処法として、まず第一にやって欲しいことは「これを機に離れることはできるのか」と考えてみることです。

「どうして結婚している男性と一緒にいるのか？」と問われたら、不倫をしているほとんどの女性は「好きだから」と答えるでしょう。

逆に好きじゃなかったら、一緒にいる意味などないのです。

不倫は、人の道から外れたこと。

足を洗えるのなら洗えるうちに、早めに抜け出したほうが良いに決まっています。

真剣に考えて「それでも彼が好き。一緒にいたい」と思える相手なら、今後も不倫を続ける価値があるかもしれませんが、「彼がいなくても寂しくない」「離れていたほうが辛くない」と思えるのであれば、これを機に離れてしまいましょう。

不倫は、一歩間違えるとアナタの身を滅ぼします。

周りの友達か次々と結婚していく中、アナタだけ婚期を逃してしまうこともあるでしょうし、もしバレてしまったら、お金、仕事、住む家、社会的信用を一気に失くしてしまう可能性もあります。

犯罪とまではいきませんが、立派な不法行為。

「単なる暇つぶし」「寂しいから…」などという理由でするにはリスクが大きすぎます。

そして、相手のことを好きになればなるほど、不倫の深みにハマって抜け出すのが大変なのです。

これを機に、「離れられたらラッキー」と思って考えてみてください。

具体的にどんなところが好きか、紙に書き出して考えてみる

不倫相手のことを「好き」か、わからなくなった時は、具体的に既婚男性のどんなところが好きか、紙に書き出して考えてみるのが良いでしょう。

頭の中だけで考えると、考えがごちゃ混ぜになってしまうので、紙に書いてみることはとても有効です。

本当に好きな人のことは、「欠点さえも愛おしく思えるもの」です。

既婚男性の好きなところを書き出し、「こんなところが好きだった」「こういう欠点もあるけど、そこもひっくるめて好き」などと思い直せるようでしたら、アナタはまだ既婚男性のことが好きでしょう。

しかしそうではなく、嫌なところばかりが目につき、「ムカつく」「許せない」などと負の感情がふつふつとしてくる場合には、既婚男性に対して依存しているだけで、もう好きではないかもしれません。

紙に、未来予想図を書いてみるのも良いですね。

自分は将来どうなりたいのか。どういう風に生きていきたいのか。

また、ここで別れたらどんな未来が待っているかも考えてみましょう。

既婚男性と一緒にいることで、アナタの未来は良い方向にいくのかいかないのか。

紙に書くことでより明確になりやすく、現実を見つめやすくなります。

アナタの本当の気持ちに、きっと気付けるはずです。

自分で期間を決めて連絡を絶ってみる

不倫相手のことを好きなのか自分でもわからなくなったら、自分で期間を決めて既婚男性との連絡を絶ってみましょう。

「なんで連絡くれないの？」などと彼は心配してあーだこーだと言ってくるかもしれませんが、そんなものに惑わされてはなりません。

大切なのは、「連絡を絶ったときの自分の気持ち」です。

実際に連絡を取らなくなった時、アナタの感情はどのように変化するでしょうか。

「寂しい」「連絡したい」「今すぐに会いたい」などと思いメソメソしてしまうのか、はたまた連絡を取らなくても意外と元気に、日常を送ることができるのか。

アナタが後者の場合は、愛情は確実に薄れていると言えます。

アナタはもう既婚者の彼から卒業できるはずです。

そうではなく、「寂しい…」「やっぱり彼がいないと生きていけない…」などと思う気持ちがある場合は、まだ好きなのでしょう。

「でも、情かもしれないし…」と悩んでしまうこともあるかもしれませんが、情も、愛情の一つです。

別れたほうが辛くなるのだったら、無理に別れようとしなくても良いかもしれません。

彼と一緒にいられる自分は幸せか、不幸かを考えてみる

不倫相手のことを好きなのかどうか、わからなくなった時は「自分自身の幸せ」を基準に考えてみることをオススメします。

既婚男性と一緒にいられる自分は幸せでしょうか？

それともあまり幸せを感じないでしょうか？

「好き」かどうかわからなくなる時は、たいていあまり幸せを感じていない時です。

一緒にいても、罪悪感に苛まれて心から笑うことができなかったり、彼はやっぱり家庭が一番で、アナタのことをあまり大切に思ってくれてないことを実感していたり…。

「見返りを求めない無償の愛」みたいなものを、人はそう簡単に悟れるわけではありません。

自分が愛したら、愛したぶん相手からも愛されたいと思うものです。

相手には婚姻上のパートナーがいて、自分は二番目だとわかった上で愛し続けることは、よほどの愛情を相手からもらえないと無理でしょう。

自分は二番で、それほど愛してもらっていないのに、「それでも好き」「一緒にいるだけで幸せ」なんて思えるはずがありません。

本当に好きな相手だったら、どんな形でも、「自分は幸せ」と思えるはずです。

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愛と執着は紙一重。本当の「好き」がわからなくなったら、離れることを考えてみて。

不倫相手のことを好きかどうかわからなくなってしまうのは、愛と執着は紙一重だから。

不倫関係にある彼には戸籍上のパートナーがいますから、当然アナタは二番目。

「他の人のものが欲しくなる」「手に入りにくいものほど欲しい」という人間の心理も、アナタの心を混乱させている一つだと言えるでしょう。

不倫相手の彼のことを本当に好きかどうかわからなくなったら、まず離れることを考えてみましょう。

不倫はとてもリスクが高いです。

抜け出せるのであれば今のうちに、抜け出してしまったほうが良いに決まっています。

「自分自身が幸せか」を基準に考えましょう。

「別れた方が辛い」と思うのであれば、無理して別れない方が良いかもしれませんが、「一緒にいる方が辛い」場合は、彼に対して執着しているだけかもしれません。

きっと今が潮時ですから、思い切って離れてみてはいかがでしょうか。

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