マリッジブルーで破局してもいいの？マリッジブルーの原因や乗り越え方をご紹介

結婚は一世一代のビッグイベント…。

でも、そんな大きな転機だからこそ、不安になってしまうことってありますよね。

「結婚が決まって準備をしているけれど、相手に不安を感じる…。」と悩んでいるアナタへ。

こちらでは、マリッジブルーで破局する前に、原因や乗り越え方をご紹介します。

自分の心の中にモヤモヤがあるのに、「もう結婚するって決まったんだから…」と、流れに身を任せるのはちょっと待って！

結婚しても別れても後悔する可能性があるのなら、ご自身の人生をどう歩むべきか、こちらを読んでじっくりと考えてみてくださいね。

マリッジブルー破局になる人も多い！結婚前に感じる不安が大きな原因

相手との価値観の違い

マリッジブルー破局を招いてしまう不安の一つには「相手との価値観の違い」が挙げられます。

人は一人一人、性格も違えば育った環境も違う。価値観は違って当然かもしれません。

しかし、あまりに考え方が真逆だったり、共感できる部分がないと、その分ぶつかる回数は多くなるでしょう。

結婚したら多くの人は一つ屋根の下で一緒に暮らすはずです。

そうなると1日の食事や休日の過ごし方、毎朝毎晩のルーティーンや、空調設定など、あらゆる場面でお互いの価値観をすりよせ、歩み寄り、尊重し合うことが大切になってきます。

しかし、相手の価値観に共感できないと、歩み寄ることは、なかなか難しいのです。

あまりに自分の中にはない、価値観を持っている人に対しては、「本当にこの人でいいのだろうか…」「一緒になったらうまくやっていけるのだろうか…」と、マリッジブルーになってしまうこともあるでしょう。

自分の人生への不安

マリッジブルー破局に行きついてしまう原因の一つには、「自分の人生への不安」も挙げられるでしょう。

「結婚には勢いが大切」とも言われていますが、結婚という大イベントだからこそ、考えすぎてしまうことは、よくあることです。

好きで好きで、死ぬほど好きで、心の底から「結婚したい」と思える人だったら迷うことなどないのかもしれませんが、例えば何かを妥協して、結婚することを決めたのだとしたら。

「もう30も後半だし、これを逃したら結婚できないかもしれない…。」「顔は好みじゃないけど、お金をたくさん持っているから…。」「親が早く結婚しろって言うから…。」など、心の底から「この人だ！」と思える相手ではない場合は特に、「本当にこれでいいのか…。」と自分の人生への不安を感じてしまう傾向があるでしょう。

人生は、一度きり。

そして結婚は、大きな転機です。

自分の人生を考えたときに、「もっと良い人がいるんじゃないか…。」「この人じゃないんじゃないか…。」などと、マリッジブルーになってしまうことがあるでしょう。

相手や相手の家族への不信感

マリッジブルー破局を招く原因には、「相手や相手の家族への不信感がある」ことも挙げられます。

何か一つでも心に引っかかることがあると、いざ結婚が決まってからも、「これでいいのか…」と考えてしまうでしょう。

恋愛をしている時は、二人が好き同士ならそれでいいのかもしれませんが、結婚は、二人だけのことではありません。

「家族になる」ということは、今後は両親やきょうだい、親せきぐるみのお付き合いになるということ。

ですから、相手に関しては申し分なくても、家族が信用できない場合には、「本当に結婚していいのだろうか…」と悩んでしまうことは、当然のことでもあるでしょう。

特に、自分の正義に反することを、相手もしくは相手の家族がごく当たり前のようにしていたりすると、それを見過ごすことは誰にとっても難しいことです。

マリッジブルーの原因にもなり得るでしょう。

新生活や環境の変化に対する不安

マリッジブルー破局になってしまう原因の一つには、「新生活や環境の変化に対する不安」も挙げられるでしょう。

男女平等の国になってきたとは言えども、まだまだ「男尊女卑」の文化が根強く残っている日本。

結婚するとなったら、女性が男性の姓に入り、仕事を辞めてでも、男性のもとに引っ越すことが当たり前と言っても過言ではありません。

ですから結婚するとき、より負担が大きいのは、言うまでもなく女性です。

苗字を変えて、住む場所を変えて、仕事を変えて…。

そうなると、どうしても新生活や環境の変化に対する不安が強くなり、マリッジブルーに陥ってしまうこともあるでしょう。

体調不調になることがある

マリッジブルー破局してしまう原因として、「体調不調になることがある」ことも挙げられます。

体と心は繋がっています。

たとえアナタは結婚する意志を固めたとしても、アナタの本当の気持ちが結婚に向いていない場合には、体が拒否反応を起こすことがあるのです。

婚約者の彼と一緒にいると蕁麻疹が出たり、結婚式の打ち合わせになると決まってお腹が痛くなったり、彼の実家に行くと鼻水が止まらなくなったり…。

そうなってしまうのは、アナタの心が体を使って、アナタに訴えかけようとしていることの表れでしょう。

結婚は、ひとりでするものではありませんから、全てが自分の思い通りになるわけではありません。

心のどこかでパートナーに不安や不満を感じていたりして、しかもその気持ちに気付かぬフリをしているようなことがあったら。

体は体調不調を起こし、アナタに気付かせようとしているのでしょう。

マリッジブルー破局の乗り越え方

ギャンブル、DV、モラハラなど…相手の本性がわかったら婚約解消が認められるケースも

結婚が決まった彼に、度を超えたギャンブル、D V、モラハラの気質があったとしたら…たとえ婚約を交わしていた後だとしても、彼の本性が分かった時点で、婚約を破棄しましょう。

人は、確かに変われるかもしれません。

好きならなおさら、「結婚したら、彼もしっかりしてくれるだろう」と信じたい気持ちになるでしょう。

しかし、彼に「変わりたい」という気持ちがない限り、アナタが彼を変えることは絶対に不可能です。

そして、そのような男からは一刻も早く、離れた方が良いでしょう。

しかし、D Vやモラハラ男は、女性をそう簡単には手離そうとしない場合も多いです。

別れたくても、「彼が怖いから別れられない…」と悩んでしまう女性も少なくありません。

ですが、そう思っているなら絶対に、別れた方が良い。

例えば結納したり、正式に婚約を交わしている間柄であっても、ギャンブル、D V、モラハラの事実があれば、婚約解消が認められるケースもあります。

アナタの大事な人生ですから、賢明なご判断を。

多くの人はマリッジブルーを抱えながらも結婚してよかったという事実もある

「マリッジブルー」という言葉があるくらいですから、世の中の女性の多くは、結婚する前には何かしら、不安になります。

しかし、多くの人はマリッジブルーを感じながらも、結婚した後には「結婚してよかった」と心から思えるのも事実です。

婚姻は「人生の転機」とも呼べる大ビッグイベント。

そんな大きな変化の時には、誰だって少なからず不安になるものでしょう。

もし、マリッジブルーを感じたら、その気持ちはどこからきているのか、自分自身と向き合い、出どころを確かめることが大切です。

結婚が決まると、両家への挨拶や、結婚式の打ち合わせや、指輪の購入や、役所へ出す書類の準備や、毎日が目まぐるしく過ぎて行きます。

ですから、「落ち着いて静かに自分自身と向き合う時間」がどうしても取りづらいのです。

アナタが立ち止まらない限りは、どんどん話が進んでいってしまうので、不安を感じた時こそ、一旦立ち止まり、自分と向き合ってみましょう。

不安解消の鍵は、案外自分の中にあるものです。

マリッジブルーで破局しても復縁は出来ない

マリッジブルーになってしまうと、「もう彼とは別れる！」「婚約破棄する！」と、気持ちが別れの方向へ向いてしまうこともあるでしょう。

しかし、彼のことを愛する気持ちがあるのなら、勢いだけで婚約破棄するのはちょっと待って！

なぜなら婚約破棄してしまったら、よほどのことが起きない限り、彼と復縁することは出来ないからです。

婚約は、「付き合って別れる」とは話が別です。2人だけの問題ではなく、家族や周りの人にも影響を与えます。

そして2人にとってもそれは深く傷つく出来事となり、「晴天の霹靂」が起こらない限りは、「復縁したい」という気持ちにはならないでしょう。

彼氏への自分の気持ちを振り返ってみる

マリッジブルーになってしまうとき、多くの人は自分の気持ちが見えていません。

何かが心に引っかかる、漠然とした不安を抱えている場合が多いです。

自分の気持ちが分からなくなってしまった時こそ、自分自身と向き合う時間をとり、ゆっくり、落ち着いて、彼氏への自分の気持ちを振り返ってみましょう。

頭の中だけで考えていると、どうしても考えがごちゃごちゃしてしまいがち。

そんなときは、紙やノートに書き出してみると、頭の中がスッキリ整理されるでしょう。

また、彼と頻繁に連絡を取ったり、すでに一緒に暮らしていたりすると、気が散って、自分自身と向き合いにくいのは確かです。

そんなときは、一時的にでも、実家に帰ったり、彼と連絡を取るのをやめてみたりするのも一つの手です。

「今後2人がずっと仲良くいるためにも、少し1人で考える時間をちょうだい」と言えば、彼の方も納得してくれるでしょう。

1人で考えてみると、今まで気づけなかった、自分の本当の気持ちに気づくことができるはず。

「やっぱり彼が好き。唯一無二の存在」と思えるのならそのまま結婚すればいいですし、「彼はやっぱり運命の人じゃない」と思うのなら、別れの方向へ話を進めて行けば良いのです。

まずは彼氏と第三者を交えた話し合いで解決を

マリッジブルー破局を乗り越えたいと思うなら、第三者を交えて話した方がうまくいく可能性もあります。

2人きりで話すと、どうしてもお互い感情的になって、話が思っているのと違う方向へ進んでしまうことはよくあることです。

1人でも、冷静な人がいると、気持ちが暴走してしまうのを阻止してくれますし、客観的な意見を聞いて、2人の気持ちも落ち着くことができるでしょう。

第三者を交えて話し合いをするなら、できるだけ、公平な立場の人を選んだ方が良いです。

例えば、2人の共通の友達とか、その道の専門家とか。2人で夫婦（カップル）カウンセリングに行くのも良いでしょう。

家族も交えて話をするときは、必ずお互いの家族に参加してもらうこと。

やっぱり血の繋がりというものは大きいです。

そのためどうしても、血の繋がりのある方を庇いがちになるのからです。

なおもし、彼にD Vやモラハラの事実があって、なんとしてでも別れたい場合には、弁護士や行政書士に相談した方が良いです。

「別れさせ屋」という便利なものもありますが、別れさせ屋には、リスクもありますから。婚約破棄は、とても大変なこと。

ひとりで抱え込むのではなく、周りを頼り、アナタが一番幸せになれる道を選びましょう。

「この人と結婚するかも」と付き合う前に思う瞬間と直感を信じて交際を進めたい人向けチェックリスト

マリッジブルーでモヤモヤしたまま結婚するなら破局してもいい

マリッジブルーは、女性なら、誰もが通る道なのかもしれません。

なぜなら結婚するとき、より負担が大きいのは女性だから。

苗字を変えたり、引っ越したり、場合によっては仕事も辞めなければいけないかもしれません。

人生のビッグイベントだからこそ、不安になって当然だし、「このまま彼と結婚して後悔しないのか？」と考えてしまっても無理はないでしょう。

しかし、実際には、「結婚してよかった！」「前より今がとっても幸せ！」と感じられる女性の方が多いです。

彼のことを愛する気持ちがあるのだとしたら、彼を信じて、胸に飛び込んでも良いかもしれませんよ。

ただ、本当は彼のことが心から好きではないのに、自分の気持ちに嘘をついていたり、彼にD Vやモラハラの気質があったりする場合には、流れに身を任せて結婚してしまうのは危険です。

特に、D V男、モラハラ男からは一刻も早く離れた方が良いでしょう。

「彼が怖くて別れを切り出せない…」という人は、弁護士や、行政書士など専門家に相談してください。

たとえ相手が拒否したとしても、婚約解消が認められるケースもあるのです。

-別れたくない・別れ回避