既婚男性が恋に落ちる時の態度！好意があり恋をしたらどうなる

「恋に落ちる」という言葉があります。一般的には女性を対象とした表現として使われることが多いようですが、男性でも女性と同じように恋に落ちる瞬間というものがあります。

女性に比べて男性の心理はとても単純ですから、あなたに好意を抱いていることを見抜くことは難しいことではありません。
もちろん相手の方は既婚者ですから、世間一般でいうところの「不倫」になることは当然のことです。

不倫は、よくない行為の代名詞のように扱われていますが、そうした常識は良い・悪いを判断するものではありません。
たまたま考え方や意見が多いというだけのことを常識としているだけです。

「そんな既婚の彼に恋をしたらどうなるだろう」と考えることも当然だと思います。
でも、あなたがどんな選択をしようとも、あなたの人生にとって間違いは存在しません。
仮に傷つくような結末であったとしても、それをどのように解釈するかで未来が変わってきます。

人はさまざまな経験を積むことを使命として生まれてきました。人が死を迎えるときに想うことの多くは後悔です。
「あの時にやっておけばよかった」ということが次から次へ走馬灯のように浮かび上がるということです。

既婚者の彼との恋愛の経験は、次に訪れる恋愛に必ず意味がもたらされます。
考え方をつくりあげているものは、脳に刻まれた経験と知識です。この考え方によって行動がもたらされるわけです。

ですから不倫であったとしても、経験という意味では貴重な脳のデータとなります。
そして次の恋愛にとても役立つ事になるのです。
今回は既婚男性があなたに好意を抱き、恋に落ちる瞬間に見せる態度についてご紹介します。

周りに話したがる

男性が恋に落ちたときに見せる行動の特長のひとつに「周りの人にやたらとあなたのことを話す」というものがあります。

男性の場合、恋に落ちると舞い上がり気味になります。心理状態をポジティブな内容で埋め尽くす傾向にあるからです。
ちょっとしたことでも、すべてを良い方へ思い込むのです。

こうした思い込みを周囲の人へやたらと宣言しようとします。
そこに見え隠れするのは、「自分はモテるんだ」「自分は恋愛中なんだ」という承認欲求という心理が働いているからです。

女性から見れば、なんて単純極まりない行動なんだと思われるかも知れませんが、そこが男性と女性の心理の大きな違いなのかも知れません。

しかしここはあくまで既婚者です。既婚者である立場で女性に恋をするとなると、よく思われないこともあります。
ですから周りに話す内容が必ずしも褒めるということだけでありません。真逆のけなすような内容になることもあります。

「好き」の反対は「嫌い」ではありません。好きの反対は「無関心」なんです。
嫌いという心理は、好きという心理と背中合わせ、一対をなしているのです。

初対面では嫌いであったものが「好き」という感情に変化した経験がありませんか。
嫌いという感情は、関心を持っている事になるのです。

例えばあなたの前ではとても優しく接していてくれているのに、人ずてに聞いた話しでは、あなたの悪口を言ってたなんて場合があります。
その心理は、既婚者という立場から恋をしていることをさとられないための警戒心からです。

でも自分の中ではあなたのことで頭がいっぱいですから、つい口をついて何か言いたくなってしまうのです。

このような行動に出ているのであれば、少なからずあなたに好意を抱き、恋愛の扉が開くことを望んでいる事になります。

積極的な行動に出る

恋に落ちると、高まる気持ちを抑えられなくなり、さまざまな行動に出る衝動に駆られます。
これは既婚者であろうと独身であろうと、何も変わるものではありません。

あなたとの接点を持ちたい、あなたのことを知りたい、という気持ちが抑えられなくなります。
話すきっかけをあれこれと考えて行動に出るようになります。

あなたからすればきっと「何か今までと違う」とか「これはどういう意味なんだろう」という疑問が自然に湧いてくるものです。

このような場面に出くわしたのであれば、それは間違いなくあなたに好意を抱き、恋のチャンスを伺っている行動です。

既婚者の場合は、あからさまな行動は避けたいのが本音です。しかしながら心の中の高揚感によって葛藤を繰り返している状態です。
頭の中はおそらグチャグチャな状態です。

ですからときとして、理解に苦しむような行動や言動に結びつくこともあります。
もともと既婚者であることに後ろめたさのような感覚があります。

それでも、恋に落ちてしまったことはもうどうしようもない事実ですから、「嫌われたくない」という気持ちと「関心を持って欲しい」という気持ちが交差するのも当然のことです。

「何かこれまでと明らかに違う」。そのように感じる行動や言動があれば、これは確かにあなたに恋に落ちているという証です。

人の言動や行動は、脳で行う考えによってもたらされます。
脳の中が混乱を起こしている場合では、冷静な対応をしろと言っても無理な相談です。

それだけあなたの魅力の虜になっているということです。
そのことを理解してあげてください。
彼の望みを叶えてあげることで、思考の混乱は収まり、冷静さを取り戻します。

紳士的な対応をしたがる

誰もがそうであるように好きな相手に自分を良く見せようとする心理が働きます。
男性の場合では、とくに紳士的な行動をとることがあります。
そこには女性が紳士的な男性を好むという傾向が背景にあります。

例えばレディーファーストという言葉がありますが、お姫さま扱いされることを心地よく感じるわけです。

日本人は過去の長い歴史の中で「男尊女卑」的な考えがありました。
現代の若者ではすでに死語となっていますが、団塊の世代の方々にとってはその名残りが感じられます。

よくイタリア人の振舞いが引き合いに出されますが、そのような振舞いに慣れていない日本女性では、違和感のような感覚を覚えるようです。
何か下心があるのではないかと疑心にさえ発展することもあります。

これまであまりしてこなかったことをするわけですから、行動や振舞いにどことなく違和感のようなものを感じるかも知れません。
それこそがあなたに恋をしている瞬間でもあるのです。

そこには知らず知らずのうちにメッセージが発信されています。
あなたに自分の気持ちを伝えたがっているのです。それが紳士的な対応という行動を促しているのです。

このように男性の心理はとてもわかりやすくできています。
「恋をしている」という感情は脳を刺激し、脳はこの人に気づいてもらいたいという思考を掻き立てます。
その思考によって行動や振舞いを起こさせるのです。

ただし心理学的な観点から見た場合、このような行動は決して望ましいものではありません。

好きな相手に対してはほとんどの人が自分を良く見せようとします。
つまり、本来の自分ではなく、背伸びした自分を形成するわけです。

そこに好感を持ってお付き合いしたとしても、長くは続かない可能性もあります。
本来の自分ではない紳士的な自分を見せかけているだけですから、いずれはボロが出てくるわけです。

恋愛で相手の関心をひく方法は、「良くみせる」のではなく「魅力的に見せる」ことです。
魅力とはギャップのことです。良い自分を先に見せてしまっては、悪い部分のギャップが残る事になります。

恋愛に慣れている人であれば、先に悪い部分を見せて、その後で良い部分に気づかせるというテクニックを使います。
これこそが恋愛を成功させる奥義なんです。

でもほとんどの人はこの逆をやってしまう事になります。なかなか恋愛がうまくいかない人は、こんなところにも原因があるのかも知れません。

いずれにしても彼があなたに恋を抱いていることは間違いありません。
あなたがその気持ちを受け入れるか否かだけです。

未来は誰に予測することはできません。そして人はどんどん進化するのです。
一度きりの人生で、経験を積むということでいえば、積極的にトライしていくのもひとつの考え方です。
刺激のない平凡な毎日であるならば、充実した人生のきっかけになるかも知れません。

あなたの想いを知りたがる

恋に落ちた瞬間から答えを求めるのは誰もが皆同じです。
誰かを好きになるということは脳内の興奮物質であるアドレナリンが出てる状態です。

「俺のことどう思う？」「俺って優しいでしょ？」「頼りになるでしょ？」などという質問を受けることもあるかも知れません。
これは興奮状態だからこそできるのです。

冷静な状態であれば「断られる」というリスクを先に考えますが、脳が興奮している状態では、リスクよりもメリットが上回るのです。

しかも既婚男性であれば、断られたとしても「不倫」だから仕方ないという、自分に対する言い訳けがあります。

自分自身は十分に魅力的だが、自分の環境のせいでうまくいかなかっただけだ。という理由があります。
つまり自尊心を傷つけなくて済むという安心感があります。

恋に落ちた男性はさまざまな妄想を描いています。
すでにあなたとお付き合いをして、恋愛を楽しんでいる様子をイメージしています。

脳の興奮は根拠のない自信をもたらします。
あなたとはきっとうまくいくはず。間違いなく恋愛に発展するはず。そしてあなたとの結婚生活までも描いているかも知れません。

当然のこととして、あなたの気持ちを知りたがっていることは確かです。
恋愛は一人ではできませんので、あなたの合意が必要不可欠なんです。

ここでも脳の興奮状態は「良い結果」しか描いていません。断られることのリスクはどこかに追いやられてしまっている状態です。

強引に押し切られることがあるかも知れません。
でも、その流れにまかせてみるのもひとつの選択です。
どのみちこれからどうなるのかは未知数なんですから、今を楽しむということも人生にはとても大切なことなんです。

目に見えることばかりで判断しない

既婚男性との恋愛は「不倫」というレッテルを貼られることになります。
不倫は悪いこと。としているのが世間の常識となっています。

有名人が不倫をすれば即、罰を与えられるのが風潮となっています。
すべては世間のこうした風潮に沿ったものだからです。
不倫は「良いこと」でもなければ「悪いこと」でもありません。
恋愛のひとつの形でしかありません。

たまたま好きになった相手に家庭があるだけのことです。
純粋に人を好きになることに環境は関係ないのです。

世間が勝手にそうした恋愛に対して歯止めをかけているだけのことです。
あなたは世間のいいなりになって生きているのではありません。
世間の常識をいくら重んじたところで、あなたにとって何の得もないことです。

もちろん不倫という恋愛を選択すれば、さまざまなハードルがあることは事実です。
でも平穏無事な恋愛をするよりも、よっぽど面白みもあるし、何しろ普通ではできない経験を積む事になります。

せっかく相手の方からアプローチがあるわけですから、ここは迷わずに受け入れてみてはいかがでしょう。
不倫をしたからといって犯罪に手を染めるわけではないのですから。

人は常に悩みを抱えて生きています。悩みのほとんどは人間関係によるものです。
一見すると人間関係には程遠い内容であったとしても、突き詰めて考えれば、そこには人間関係が間違いなく存在します。

不倫の悩みもそのほとんどは人間関係です。他者の心理を推し量ることに原因があります。
卓越した心理学のプロセスを熟知していない限り、他者の考えていることを知ることは不可能です。
考えるだけ無駄だということです。

「悩むより慣れろ」ということわざがあります。
考えても答えが出ないことに悩むことほど無駄なものはありません。
それよりもむしろその環境に早く慣れることが大切だという意味です。

不倫に対してあれこれ口を挟む人は確かにいます。
あなたのことを思って言ってるのも確かです。

でもよく考えてみてください。
誰かの助言に素直に従って生きてる人なんていると思いますか。
悩みを課題と捉えるならば、その課題は誰が責任を取ることなのかということです。

やたらと、あなたのためと口を出す人はいますが、そのような人は無視すべきなんです。
責任を取ることのできない課題に入り込んでくる人は、無責任な人なんです。
そのような人の意見を聞いていても、あなたにとって何のプラスにもなりません。

不倫であっても彼からの求愛を受け入れるかどうかは、この世の中であなたにしか答えを出すことのできない課題です。
その答えは「楽しめるかどうか」にあります。
これからの日々を充実した毎日にできるかどうかです。

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