自分の都合のいいように嘘をつく人の特徴的な行動と上手な付き合い方

なんの悪びれもなく、息を吐くように…嘘をつく人が周りにいて困っていませんか？

今回は、自分の都合のいいように嘘をつく人間の特徴的な行動と、そんな厄介な人に上手に対応する付き合い方についてを、詳しく解説していきます。

「あの人の言っていることはいつも信用できない…」「なんか裏がありそうな気がする…」などと、嘘をついていることが疑える人がいるアナタは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自分の都合のいいように嘘をつく人の特徴｜相手が嘘をついているときの行動

「自分を大きく見せたい…」という思いから、虚言癖がある

自分の都合のいいようにウソをつく人の特徴として、「虚言癖」があることが挙げられます。

虚言癖とは、どうしてもウソをついてしまう性質のこと。

人間は、多かれ少なかれウソをつく生き物です。

「嘘も方便」ということわざがあるように、時にはウソをついたほうがその場が上手く収まったり、相手が納得できたり、喜んでくれたりするため、生きていればウソをつかざるを得ない状況に直面することだってあるでしょう。

しかし、「自分を大きく見せたい…」という虚栄心を持っている人は、自分を取り繕うためのウソにウソを重ねがち。

そのためウソをつく回数が増え、習慣になり、ついにはいつでもウソをついていないといられなくなってしまうのです。

虚言癖がある人は、プライドが高いことに加え、自分に自信がなかったり、寂しさを感じていたりします。

「やるせない自分」が嫌で、また、周りにも「かわいそうな人」と思われたくなくて、息を吐くようにいつでもウソをつくのです。

知ったかぶりor知らない振りをよくする

自分の都合のいいようにウソをつく人の特徴として挙げられるでしょう。

どんなに、「知ったかぶり」もしくは「知らない振り」をよくします。

本当は知らないくせに、自分のプライドが高いゆえに知っているような素振りで話をしたり、もしくは本当は知っていることでも自分にとって都合が悪いことになると「知りません」を決め込む人。

そこにある真実に対して、自分の都合で知ったふりをしたり、知らないふりをする人は両方、誠実さにかける、自分都合の嘘つきと言えるでしょう。

自分に有利になるように立ち回ったり、被害者の振りをする

自分に都合よく嘘をつく人は、常に自分のことしか考えていません。

何事にも、損得勘定で動いているため、自分に有利になるのなら嘘をつくことだってなんのその。

本当は自分が悪い場合にだって、被害者のふりをして責任を転嫁しようとするのです。

このような人は、悪い意味で、自分が大好き。

例えば事件に巻き込まれたとき、災害に見舞われたとき、「自分だけが助かれば良い」と思っているタイプです。

非常に薄情で、自分が上に行くためなら周りの人を蹴落とすことになっても「仕方がない」と思っています。

そんな利己主義な人は、嘘をつくことに対する「罪悪感」がまるでありません。

嘘をついたことで、相手を傷つけてしまうことを考える頭がないので、軽々しく、どんな状況の中でも自分に有利になる嘘をつくでしょう。

嘘をついている人の行動その１：口調が早くなる

嘘をついている人の行動として分かりやすい特徴は、「口調が早くなる」です。

特に、咄嗟につかなければならない嘘は、嘘をつく本人も動揺していますから、見破りやすいでしょう。

当本人は「怪しまれたくない」「見破られたら困る」という気持ちを心に隠して喋っています。

無意識下で、「この話をスムーズに終わらせなくては」と思っていますので、口調も自然と早くなってしまうのでしょう。

不自然なくらいペラペラと饒舌だったり、いつもに比べて口調が早いと感じる場合には、「何か悟られたくないことがあるのか？」と疑って良いかもしれません。

嘘をついている人の行動その２：同じことを何回も言って、強引に納得させようとする

嘘をついている人の行動として、「同じことを何回も言って、納得させようとする」ことも挙げられます。

たとえこちらが「嘘なんじゃないか？」と怪訝そうにしていても、しつこく何度も同じことを繰り返し、「そうだから！」「本当だから！」と強引に納得させようとするのです。

例えば、彼氏が知らない女性とホテルに入るところを目撃し、ほぼほぼ「クロ」のウワキ疑惑が浮上したとしましょう。

そんな時、ウソつきな彼氏は浮気がバレたくないため、「違う！人違いだ！」と嘘をつくのです。

しかしそんな浅はかな嘘を彼女が信じられるはずがありません。

にも関わらず、彼は「人違い」の一点張りで、強引に嘘を押し通そうとし、結局彼女は腑に落ちないままに、納得させられてしまうのです。

このように、嘘をつく人は、必死に嘘を真実として押し通そうとするところがあるでしょう。

嘘をついている人の行動その３：メールやlineの返信遅くなるor急に来なくなる

嘘をついている人の行動は、メールやlineなどといった連絡手段にも分かりやすく表れます。

嘘をつこうとしているときは、大抵の場合、返信が遅くなったり、または急に来なくなったりするでしょう。

今までコンスタントに返信が来ていたとするなら余計に、怪しいです。

相手は嘘がアナタにバレないように、きっと綿密に嘘を考えているのでしょう。

もしアナタがその人の嘘を見破りたいと思うなら、まずは何気ない雑談からメールやlineを初めてみることです。

相手の興味のある話や、答えやすい質問をしつつ、チャットのようにテンポよくやり取りできる状態にしておきます。

そして、話が盛り上がってきたところで、「そういえばさ…」などと、アナタが「嘘なのでは…？」と怪しんでいることをすかさず聞くのです。

相手は「ギクッ」として動揺し、怪しまれないように考え込むでしょう。

すると今まで即レスだったのが、突然返って来なくなったり、しばらく時間が経ってから返信がきたりするのです。

嘘をついている人の行動その４：会話の主導権を握ろうとする

嘘をついている人がしがちな行動として、「会話の主導権を握ろうとする」ことも言えるでしょう。

嘘をつく人は、話の流れを自分の都合の良い方向に持っていこうとするため、自分主導で話を進めようとする傾向があるのです。

とにかく口数多かったり、アナタが聞いてもいないようなことをペラペラと話し始めたり。

アナタが話していることに自分の話を被せてきたり、話の論点をずらしてきたりすることもあるでしょう。

そんな姿は、周りから見ると「高圧的」に見えることが多いです。

とにかく嘘をつく人は、「嘘がバレないように」そして「相手が自分の思い通りに動くように」必死になって、あることないこと言ってきます。

会話を自分の思い通りに進めて、アナタのことを騙そうとしているのです。

嘘をついている人の行動その５：デメリットは一切伝えず、メリットしか言わない

嘘をついている人の行動として、「メリットしか言わない」ことも挙げられます。

例えば人に何かをオススメするとき、または誘うとき、もしくはアドバイスをするときなど、その物事についてのメリットデメリットを考えるはずです。

例えば、アナタが通っているエステがとても良いから友達にも勧めたい、と思ったとき、当然「肌がキレイになるよ」「美意識が上がるよ」などというメリットを伝えると思いますが、相手のことを大切に思い、喜んで欲しいと思うなら、「費用はちょっと高いかもしれない」「肌がキレイになるまでに時間がかかるよ」などとデメリットもしっかりと伝えるはず。

しかし、他人のことなど考えられず、自分が美味しい思いをできればそれで良い卑怯な人は、たとえデメリットを分かっていても、それは一切伝えようとしないのです。

自分にとって都合の良いことしか言わず、何がなんでも相手をその気にさせようとしてくるでしょう。

嘘をついている人の行動その６：視線を逸らす

嘘をついている人の行動として、「視線を逸らす」のはよくあることかもしれません。

「目は口ほどに物を言う」と言うことわざがあるように、相手と目をしっかり合わせてしまうと、嘘をついている方は「見透かされてしまうかもしれない…」と不安になり、つい無意識のうちに視線を逸らしがちなのです。

例えば、それまでは普通に目を合わせて会話をしていたのに、ある事柄の話題になったとたん、視線を逸らしたり、そっぽを向いたり、はたまたどこかに行ってしまうことがある場合には非常に怪しいです。

嘘つきだって、さすがに「嘘をついている」という自覚は持っています。

また、多少の後ろめたさのような気持ちも持っているのです。

そのため、自分にとって都合が悪くなると、話をすり替えたり、その場からそそくさと立ち去ろうとするのでしょう。

嘘をついている人の行動その7：まばたきが多すぎるor全くまばたきをしない

嘘をついている人の仕草は、「まばたき」にも現れます。

不自然なくらいにまばたきが多かったり、もしくは全くまばたきをしなかったり。

アナタが「あれ？なんか変じゃない？」とインスピレーションを感じたとしたら、それはきっと間違いではないでしょう。

なぜなら普段、私たちは会話をする中で、それほど相手のまばたきが気になることはないからです。

少しでも違和感を感じたのなら、それはきっと、アナタに嘘をついていたり、隠し事をしていたりして、ソワソワしてしまっているために、まばたきがおかしくなってしまっているに違いないでしょう。

まばたきがおかしくなるのは、「癖」であることが多いため、きっとその人は嘘をつくたびにまばたきがおかしくなるはず。

一度「あれ？」と思うことがあったら、その後もその人をよく観察して、まばたきがおかしくなる瞬間を探りましょう。

きっと嘘をつくときの癖であることを、見極めることができるはずです。

嘘をついている人の行動その８：手をせわしなく動かしたり、口元を隠したり落ち着きがない

嘘をついている人は、基本的に落ち着きがなくなります。

ソワソワしているように見えたり、挙動不審な動きをしていたり…。

手が忙しなく動くのも、口元を無意識に覆い隠すのも、そんな落ち着きのない行動の一つとして挙げられるでしょう。

きっと皆そうだと思いますが、嘘をついているときや隠したいことがある時、心の中は後ろめたさや動揺で、ザワザワしているはず。

誰だって、落ち着いてなんていられないのです。

そして、そんな心のザワザワをなんとか落ち着かせるために、鼻を擦ったり、髪の毛を触ったり、口元を隠したり、はたまた手をジェスチャーのように忙しなく動かしたりしてしまうのです。

そのような仕草や行動を、行動心理学では「なだめ行動」と言います。

動揺して、焦っている自分を「なだめる」ためにしてしまう、癖のことですね。

会話をしているときに、ソワソワしていて落ち着きのなさを感じたり、ふとした時に相手の変なクセが目についたのなら、それはもしかしたら「嘘」のサインかもしれません。

嘘をついている人の行動その９：額に汗をかいている

嘘をついている人の行動として、「額に汗をかいている」ことも挙げられます。

なぜ額に汗をかくことがあるのかというと、嘘をついている状態は、緊張状態の時と非常に似ているから。

私たちは緊張すると、心拍数が上がり心臓がバクバクしますよね。

顔が赤くなったり、手に汗を握り、脇や額に汗をかくこともよくあることです。

どんなに、悠長な口調で、落ち着き払った仕草で会話をする「演技」はできたとしても、内心は心臓がバクバクドキドキしているため、自然に体から湧き出てくる汗を止めることはできません。

「嘘がバレるんじゃないか…」「怪しまれていたらどうしよう…」などと、とてもじゃないけど、平常心でなどいられないのです。

嘘をついている人の行動その１０：急に不自然なくらい褒めたり、近い距離を取ろうとする

嘘をついている人の行動には、「不自然なくらい褒める」「急激に距離を縮めようとしてくる」ことも挙げられます。

嘘を信じさせるために、まずは相手の下手に出たり、相手をおだてて良い気分にさせたりして、「油断させよう」という魂胆です。

アナタのことを異様に持ち上げてきたり、今まではそんなことなかったのに、突然不自然なほどおだててくる人がいたら、裏に何かしらの下心を隠している可能性もありますから、少し疑いの目を向けてみると良いかもしれません。

また、嘘をつく人は、嘘を信じてもらうために、距離を詰めてくる傾向があります。

アナタが違和感を感じるほどに、急速に仲良くなろうとしてくる人がいた場合にも、警戒しましょう。

自分の都合のいいように嘘をつく人とどう付き合う？

嘘を承知で付き合う

自分の都合のいいように嘘をつく人…できれば関わりたくないですよね。

そんな人、まず信頼できませんし、一緒にいても楽しくないですし、友達になりたいとも思わないはず。

でも、職場や学校など、どうしても関わらなければならない状況にある場合も少なくないでしょう。

そんな時も、アナタがまともに嘘つきの相手をしてしまったら、相手に振り回されて疲弊してしまいます。

ですから、自分都合で嘘をつく人のことは、「そういう人なんだ」「まともじゃないんだ」と割り切って、嘘を承知で付き合うようにしましょう。

たとえ「嘘なんじゃないか？」と疑ってしまうようなことを言われたとしても、それを深く追求したり、糾弾するのではなく、話半分に聞いて「ああ、また嘘を言っているんだな」くらいの感覚で聞き流すのです。

息をするように嘘をつく人の嘘を正そうとする行為は、はっきり言って時間の無駄。何を言っても相手の本質は変わらないからです。

だったらなるべく、近づかない方がいい。

どうしても関わらなければならない場合は、接する機会を最小限にして、何を言われても気にしないようにすることです。

「本当は○○じゃないの？」と、本質・核心をつく質問をしてみる

自分の都合のいいように嘘をつく人に対して、イライラしたり腹を立てたりする人は少なくないでしょう。

真っ当に生きている人からしてみれば、嘘つきはズルい人です。

嘘をついていることを暴いて、「ぎゃふんと言わせてやりたい！」と思うこともあるかもしれません。

「何を言われても気にしない方がいい」と前項では述べましたが、何もしないでいると、嘘つきはどんどん調子に乗り、行動がエスカレートする危険性もあります。

アナタに勇気があるのなら、嘘っぽい話をされた時に、「本当は〇〇じゃないの？」と、本質・核心をつく質問をしてみましょう。

本質を突く質問をした時、まさに図星だと相手は絶対に動揺します。

わざとらしくオーバーリアクションしたり、視線を逸らしたり、不自然な仕草をするようだったら、ほぼほぼクロでしょう。

今後、嘘つきに好き放題させないためにもお灸を据えることも大切です。

重要な仕事は任せない

自分の都合のいいように嘘をつく人と同じ職場である場合…それはとても厄介です。

毎日顔を合わせなければならないし、同じ仕事をしている以上「絶対に関わらない」と言う状況を作るのは難しいでしょう。

とはいえ、嘘をつく人を信用できるはずがありませんし、嘘のせいで仕事に支障が出てしまっても困ります。

どうしても一緒に仕事をしなければならない状況の時は、極力重要な仕事は任せないようにしましょう。

例えば嘘つきがアナタの後輩だったとしたらその人にはできるだけ、誰にでも出来て、たとえ失敗しても大きな問題はないような簡単な仕事を任せるようにして、同僚や上司の場合には、重要な仕事は別の信用できる人を推薦するなどして、嘘つきが重要なポジションにつくことをなんとしてでも阻止するのです。

自分の都合のいいように嘘をつく責任感が皆無の人が重要な仕事をして、万が一失敗したら、必ず、絶対と言っていいほど、周りに責任転嫁しようとしてきます。

そんな後々のリスクを防ぐためにも、はじめから重要な仕事は任せないようにしましょう。

距離を取る

自分の都合のいいように嘘をつく人とは、絶対に物理的な距離をとった方がいいです。

軽い気持ちで近づくと、嘘をつくターゲットにされたり、ありもしない話を聞かされたりしてアナタが無駄にイライラするはめになってしまうでしょう。

アナタの方から近づかないようにしていれば、嘘つきな相手と接する時間は減りますし、嘘に振り回される時間も減ります。

たとえ向こうから距離を詰めようして寄ってきたとしても、３回に１回は断るようにしたり、lineの返信を何時間か後にするようにしたりして、アナタの方から徹底して距離をとっていれば、次第に向こうからくることもなくなるでしょう。

なるべく会話をしないようにする

一つだけ覚えておいてほしいことは、「嘘つきと関わっても、良いことなど何一つない」ということです。

できることなら関わらない方が良い。

それでも仕事関係だったりして、どうしても関わりを持たなければならない場合もあるでしょう。

そんな時は、なるべく会話をしないようにすることです。

社会人ですから、挨拶や、仕事でどうしても話をしなければならないときはもちろん会話をするべきですが、それ以外の雑談は、極力しないように心がけましょう。

まずは同じ空間にいないようにして、ミーティングやランチの時などは、絶対に隣に座らないようにします。

仕事に関係ないことで話しかけられたら、忙しいふりをして、話の途中でも早々に切り上げましょう。

なるべく会話をしないようにすることで、アナタが受けるダメージは最小限に抑えることができるはずです。

縁を切れる相手なら、縁を切った方が長い目で見て良い

自分の都合で嘘をつく人が、縁を切れる相手なら縁を切ってしまっても良いかもしれません。

私たち人間は皆、嘘をつく生き物です。

誰だって大なり小なり、嘘をついていると思います。

しかし、相手を騙したり、陥れたり、傷つけたりする嘘は決して許される嘘ではありません。

アナタが嫌な思いをしているのにも関わらず、相手が自分の嫌な癖を直そうとしないのであれば、思い切って縁を切ってしまいましょう。

「友達がいなくなるんじゃないか…」「さすがに縁を切ってしまうのは可哀想なのではないか…」などと思うことがあるかもしれませんが、嘘つきは、そんなアナタの優しさを利用しようとしてきます。

これ以上の被害を被らないためにも、思い切って縁を切ることも、考えて見てください。

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自分の都合のいいように嘘をつく人は自分を大きく見せたい人が多い

誰だって生きていれば、時には嘘をつくことがあるでしょう。

ただ、いつでも自分の都合ばかりを考えて、息を吐くように嘘をつく人は非常に厄介です。

できたらそんな人には近づかない方が賢明でしょう。

自分の都合のいいように嘘をつく人は、自己肯定感が低く自分に自信がなかったり、プライドだけ高くて虚栄心が強かったりする場合が多いです。

「やめてほしい」と思っても、他人を変えることほど難しいことはありません。

「あの人は嘘をつく人だから」と割り切って接した方が、きっとアナタのストレスにもならないでしょう。

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